スタッフブログ

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子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種の疑問にお答えします

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【小児コロナワクチン接種】ご希望の方へ

2022年4月1日現在
当院での接種をご希望の方は、下記をご確認のうえ、電話にてお問い合わせください。

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下記の接種日を新たに設けました。
※当院では、1・2回目セットでの予約受付を承ります。

接種日:5/21(土)・6/11(土)いずれも午後
ご都合がつかない方は申し訳ありませんが、他院での予約をお願いします。
※ワクチンの数に限りがあるため、予約満了になり次第、上記日程分は受付終了となります。
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・コロナウイルスに罹患されたお子さんは、罹患から3ヶ月程度空けてからの接種をお勧め致します。
・東京北医療センターでは随時、小児コロナウイルスワクチンの予約を行なっております。
▶詳細はこちら

2022年がスタートしました。本年も宜しくお願いします。

新しい年の幕開けと共に、新型コロナウイルスのオミクロン株が流行しています。

 

当院に来院される患者さんに多い症状は、発熱と喉の痛みです。

風邪やコロナウイルスの予防には、マスク着用、手指洗浄・消毒が有効です。また、少しでも風邪症状がある時は外出を控える(人との接触機会を減らす)ことが大切です。時に判断に迷うこともあるかと思いますが、ご自身、大切な人の身を守っていきましょう。

 

今回は、お子さんの新型コロナウイルスワクチンに関する疑問にお答えします。

 

1.なぜ、お子さんのワクチン接種が必要なのですか?

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◆基礎疾患がある子どもたち

まず、これからお伝えする基礎疾患があるお子さん達は新型コロナウイルス感染による重症化リスクが非常に高いと言われています。

2型糖尿病、肥満、喘息などの慢性肺疾患および心臓病、ダウン症などの神経や筋肉の異常をもたらす病気です。これに該当するお子さん達は、特に予防接種をすることをお勧めします。

 

◆基礎疾患がない子どもたち

基礎疾患のないお子さんでは、一般的には新型コロナウイルスによる重症化リスクは低いと言われています。

ただ、感染する可能性はあり、一部にはコロナ後遺症といわれる症状が続くこともあります。また、COVID-19(新型コロナウイルス)関連小児多系統炎症性症候群(MIS-C/PIMS)といった重症化した病気も報告があり、それらは入院での治療が必要になることもあります。

 

◆日常生活への影響

別の角度で考えると、お子さんが感染を広げてしまう可能性があります。

家庭内や保育園・幼稚園・学校などでも周りの方に感染をさせてしまうリスクは否定できません。

一度、お子さんや他の同居ご家族が新型コロナウイルスに感染してしまうと、2022年1月初旬の現時点では、感染者との接触から2週間は隔離が必要と判断され、仕事や社会生活への制限がかかり、日常生活に多大な影響が出てしまいます。

 

2.子どものワクチンはどういったものですか? 

◆12歳以上のお子さん

2022年1月初旬の時点では、12歳以上のお子さんに新型コロナウイルスワクチン接種が適応されています。12歳以上のお子さんでは、ファイザー社とモデルナ社製のワクチンが使用されていて、大人と同じ0.3mlを2回接種することになります。(ファイザーは3週間、モデルナは4週間間隔です)。

 

◆5〜11歳のお子さん

順次、5〜11歳のお子さんにも接種が開始される見込みです。使用されるワクチンは、ファイザー社製のワクチンのみです。大人の1/3の量で0.1mlと非常に少ない量でかつ大人の接種よりも細い針を使用します。2回接種でやはり3週間の間隔を空けての接種となります。

 

3.ワクチンは安全ですか?ワクチンの副作用は何ですか?

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◆ワクチンの安全性

はい、安全なものと言えると思います。

私自身、本日までに計3回のファイザー社製ワクチンの接種をしましたが、2回目・3回目の接種翌日にわずかに体がだるくなったとの、接種後2-3日目まで接種部位の痛みがあった程度で、体に変化はありません。

 

◆副作用

今後接種の適応となる、5〜11歳のお子さんは、12歳以上のお子さんや青年よりも更に副作用も少ないと言われています。お子さんのワクチンによる一般的な副作用は、大人で観察されるものとよく似ており、腕の痛み、接種部位の腫れ、頭痛、発熱、およびワクチン接種後1〜2日間続く可能性のある倦怠感といわれています。

これらの症状は、アセトアミノフェン(解熱鎮痛薬)などの市販薬で軽減することができます。心配があれば接種する医師やかかりつけの先生に、事前に相談しましょう。

接種者の一部に心筋炎という病気が発生する可能性がありますが、それは非常にまれであり、一般的に軽症であるといわれています。

 

4.ワクチンは効果的ですか?

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はい、しっかりとした効果が実証されています。

 

◆実証結果(ファイザー社ワクチン)

ファイザー社ワクチンを12~15歳の子どもに2回接種後、ワクチン接種群1,119人で新型コロナウイルス感染症を発症したのは0人だったのに対して、ワクチンを接種していない人1,110人では18人が発症しました。

◆実証結果(武田/モデルナ社ワクチン)

同様に武田/モデルナ社ワクチンでは、12~17歳の子どもに2回接種後、ワクチン接種群2,139人で新型コロナウイルス感染症を発症したのは0人だったのに対して、ワクチンを接種していない人1,042人では4人が発症しました

 

また、今後適応になる5-11歳のファイザー社製ワクチンも、上記と同様に有効で実際の数は示されていないものの、接種をした90%以上のお子さんに抗体がしっかりついたと報告されています。

 

さいごに

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お子さんの新型コロナワクチン接種に関して、少なからず悩んだり迷ったりすることもあると思います。

また基本的には、ワクチン接種は希望される方が接種すべきものであることを忘れないでください。

 

当院にて「受診・予防接種を検討しているけれど、悩んでいる」こと等ありましたら、受診時にはもちろん、▶メールでのご相談も可能です。

(ご相談内容とお名前、お子さんの生年月日をご記入ください)

 

また、より詳しい情報を知りたい方は、こちらをご覧ください。

 

▶厚生労働省(子どもへの新型コロナワクチン接種の考え方と副反応への対処法)

 

▶日本小児科学会(小児の新型コロナウイルス感染症に関する医学的知見の現状)

 

板垣医院 院長 板垣亮平

外科医として板橋中央総合病院、小児科医として東京北医療センターに勤務後、板垣医院に着任。
現在は、当院院長、東京北医療センター小児科(非常勤)、すこやかこどもクリニック浮間(非常勤)にて、赤ちゃんからご高齢の方まで、患者さんのニーズにあった診療・検査・治療を大切に日々尽力している。

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