38歳以上の方へ、おすすめしたい検査があります。
それは、胃がん検診です。
特に推奨する検査方法は、「胃カメラ(胃内視鏡検査)」です。
なぜ「胃カメラ(胃内視鏡検査)」がおススメかと言いますと、炎症や色の変化も発見できるため、胃がん以外の病気の早期発見ができる可能性が高い検査だからです。また胃の他にも、食道や十二指腸(一部)の病気も見つけることができます。
「胃カメラって苦しくないの?」
「数年前に、胃カメラで辛い思いをしたんだけど。」
「検査費用はいくら位かかるのかな・・・?」
など、不安な気持ちがよぎる方もいらっしゃいます。
でも、安心してください!
当院では、患者様になるべく苦痛なく楽に検査を受けていただけるように配慮しております。下記で詳しくご説明していきます。
◆胃カメラで何がわかるの?
胃カメラでは、食道・胃・十二指腸(一部)を診察します。
ポリープ、がん、腫瘍、また胃炎の状態やピロリ菌感染の有無も判断します。
「胃がん」が見つかったらどうしよう?と心配される方もいらっしゃいますが、胃ガンは早期に発見すれば高確率で治る病気です。
胃ガンを早期に発見する方法は胃の内視鏡検査を受けることです。胃がんの初期症状は、ほとんどありませんので、定期的な胃の内視鏡検査をおすすめしています。
◆胃カメラは辛いと聞きますが、本当ですか?
当院では、
にて、なるべくご負担を最小限に検査を受けていただけます。
◆当院の胃カメラの特徴
鼻からカメラを入れる経鼻内視鏡は、口からカメラを入れる経口内視鏡よりも、「おえっ。」となりにくい検査です。
鎮静剤なしでも痛みはほぼありませんが、ご希望があれば、鎮静剤の投薬も可能です。これは麻酔ではなく、”鎮静”で「ウトウトしている間に検査が終わった。」という感覚になります。ご心配が強い方は、お気軽にお申し出ください。
◆胃カメラ検査を推奨する人は?
特に、下記に一つでも当てはまる方は、特に胃カメラ検査を推奨します。
※当院では38歳以上の方には、上記に該当しない方におかれましても、年1回の胃カメラ検査を推奨しています。
◆検査にはどのくらいの時間がかかりますか?
検査自体は大体5~10分程度です。
◆検査結果はいつわかりますか?
その日のうちにモニターを見ながら結果説明をします。
検査中に組織を採取した場合は、後日検査結果が出次第、ご説明いたします。
◆東京都北区のがん検診のすすめ(無料)
※ 38~49歳の方で胃がん検診を希望される方は 、【北区健康診査・がん検診 等のご案内】をご覧ください。→※令和4年度の当該検診は終了しました。
北区では、【38歳以上(昭和60年3月31日以前に生まれた方)で前年度胃内視鏡検査を受けていない方】は、区のがん検診(無料)対象です。
検診実施期間:令和4年6月1日~1月31日
申込受付期限:令和4年12月23日
申込方法:
1. 電話申込 03(3908)9034
2. ハガキまたは FAXで健康推進課へ申込
▶詳細はこちら
受診方法:北区から「受診券」を受け取った後、当院に電話または来院して予約してください。 受診日当日に「受診券」を医療機関へ提出してください。
検査項目:問診及び胃内視鏡検査
さいごに
当院で、胃カメラ検査を受けられた最高齢は104歳の男性です。「胸やけがするので調べて欲しい。」とご本人のご希望でした。ご本人の不快感なく検査を終え、原因が判明しました。「検査してよかった」とおっしゃっていただけたことが、なによりでした。
大切なのは、早期発見・早期治療です。そのため特段症状がない場合でも、定期的な検査をしていただきたいです。
胃カメラがはじめての方にも安心して検査いただきたいと考えておりますので、お気軽にご相談ください。