スタッフブログ

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2021/2022年シーズンのインフルエンザワクチンの接種情報について

インフルエンザ予防接種の予約がお済みの患者様へ
【インフルエンザ予防接種予診票】を事前にご記入の上、接種予約日にご持参ください。
▶【インフルエンザ予防接種予診票】のダウンロードはこちら

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新型コロナウイルス感染症の感染が懸念される中、2021~2022年の冬を迎えようとしています。

そこで心配されるのが、インフルエンザのワクチンの接種情報です。

患者さんに少しでも安心してもらいたいとの思いから、今シーズンのワクチンの情報も含めて、インフルエンザワクチン(接種)に関する情報をまとめました。また、コロナワクチンとの関係についても触れていきます。

今期のインフルエンザワクチンのタイプは?

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2021/2022のインフルエンザワクチンですが、前年と同様で合計4種類のタイプのインフルエンザ抗原が含まれます。

内容としては以下の通りです。

・A型株(H1N1) A/ビクトリア/1/2020(IVR-217)
・A型株(H3N2) A/タスマニア/503/2020(IVR-221)
・B型株(山形系統) B/プーケット/3073/2013
・B型株(ビクトリア系統) B/ビクトリア/705/2018(BVR-11)

※上記のA型2種類は前年度から変更となっています。

インフルエンザワクチンの接種回数は?

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例年と同様です。

◆13歳以上

原則1回接種です。

※通常の0.5ml1回接種で、2回接種と同等の抗体価の上昇が得られるとの報告があります。

 

◆13歳未満

2回接種です。

 

1回接種後よりも2回目接種後の方がより高い抗体価の上昇が得られるとされています。

※1回目の接種時に12歳、2回目の接種時に13歳になっていたとしても、12歳として考えて2回目の接種を行って問題はありません。

 

▶6カ月以上3歳未満の方

2回接種です。(0.25ml/回)

 

▶3歳以上13歳未満の方

2回接種です。(0.5ml/回)

 

インフルエンザワクチンの効果・有効性は?

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インフルエンザワクチンの最も重要な目的は、「重症化を防ぐ」ことです。現行のインフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからないというものではありません。

けれども、乳幼児では、インフルエンザワクチンを接種しなかった群と接種した群では、60%ほど接種した群で発病を予防できたという報告があります。

インフルエンザの発病や重症化や死亡の予防には、一定の効果があるとされています。

 

おすすめのワクチン接種時期は?

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13歳以上の方は11月中、13歳未満では10月中に接種することを推奨しています。

流行時期のばらつきはありますが、例年12~4月頃に流行し、特に1~3月にピークを迎えます。12月には十分な抗体価の上昇があることが望ましいです。

ワクチン接種から抗体価の上昇までに約2~4週間、また1シーズン中の抗体価上昇は3~5カ月間は持続すると考えらえています。

 

コロナワクチンとの接種間隔は?

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コロナワクチンの接種前後2週間は、インフルエンザを含む他のワクチンの接種ができません。また、コロナワクチンとインフルエンザワクチンの同時接種もできません。

つまり、コロナワクチンとインフルエンザワクチンの接種間隔を2週間あければ、それぞれの接種が可能です。

※コロナワクチンは現在、12歳以上が接種対象となっています。

 

接種しない方がいい場合ってあるの?

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過去のインフルワクチン接種でアナフィラキシー症状を起こした方、過去のインフルワクチン接種後2日以内に発熱を認めた方や全身発疹等のアレルギーを疑う症状を認めた方は、接種が適当ではありません。

またワクチン接種時に、明らかな発熱がでている場合は、解熱後に数日程度経ってから接種しましょう。その場合、発熱症状等をもとに、医師とご相談ください。

※他にも痙攣の既往がある方などは、かかりつけ医への相談や接種前に医師や看護師への確認をしましょう。

尚、当院では小児で痙攣の既往がある方に関しては、「最終の痙攣発作から2か月以上痙攣をおこさず元気な状態であれば接種は可能」とお答えしています。

副反応ってあるの?

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免疫をつけるためにワクチンを接種したとき、免疫がつく以外の反応がみられることがあり、これを副反応と呼びます。

季節性インフルワクチン接種で比較的多くみられる副反応には、接種した場所の赤み、はれ、痛み等があります。この副反応は、接種を受けた方の10~20%に起こりますが、通常2~3日で改善します。

全身性の反応としては、発熱、頭痛、寒気、だるさなどが見られ、接種を受けた方の5~10%に起こり、これらも通常2~3日で改善します。

また、まれではありますが、アナフィラキシー症状(発疹、じんましん、赤み、痒み、呼吸困難等)が、接種後30分程度で起こることがあるとされています。他にも副反応が疑われる症状もあるため、気になる症状が出た場合は、接種した医療機関への相談が必要となります。

 

卵アレルギーとの関係は?

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インフルエンザワクチンには、微量ではありますが、卵の成分が含まれます。製造過程において、鶏卵を用いてワクチンを生成していくためです。

卵を食べた時に、アレルギー症状の出現がない方は、問題ありません。たとえ過去に卵アレルギーがあった方でも、現在食べた際に症状が出ない方は、接種は可能と考えます。

しかし、卵を食べるとなんらかのアレルギー症状が出現してしまう方は、ワクチンを接種しないというのも選択肢の一つです。

アナフィラキシー症状を起こしてまでインフルエンザ予防をすることと、インフルエンザワクチンを接種しないことを天秤にかけて考えると、インフルエンザワクチンを接種せず、心配な際は早めに医療機関に受診するというスタンスでも良いかもしれません。

 

板垣医院のインフルエンザワクチン接種開始時期は?

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例年、10月からの接種開始を予定しています。

◆10月から接種・予約開始対象【優先接種】

・6歳未満で、当院に、かかりつけ医登録をしているお子さん
・6歳以上9歳未満で、当院に定期受診されているお子さん
・上記のご兄弟の方

・65歳以上で当院に定期受診されている方

 

◆10月25日(月)から接種・予約開始

・当院に通院歴のある方

ワクチンの入荷本数次第で調整させて頂きますのでご了承下さい。また、今シーズンも院内での密を避けるため、基本的に予約制です。予約開始情報については、適宜当院ホームページ上(お知らせ)で連絡いたします。

 

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※かかりつけ医登録とは?

6歳未満のお子さんで、当院に予防接種や健診なども含め4回以上の受診歴があり、かつ、そのお子さんに関するあらゆる健康相談(予防接種・病気・発達等)を引き受けることをお約束した方に、同意書を頂いているものです。原則は、1人につき1医療機関の登録となりますので、他院での診療がメインとなっている方にはご案内しておりません。

 

接種にかかる費用(仮)

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◆13歳以上

1回 3,500円(税込)

◆13歳未満

1回 3,000円(税込)

 

■追加情報です(2021年9月中旬現在)。

今年度流通する(それぞれのクリニックに入ってくる)ワクチンの本数は、昨年度に比べて、少なくなる見込です。

※前年度の70%程度とのことです。

そこで、9歳以上、13歳未満の方については、下記の通りとします。

 

◆【9歳以上、13歳未満】の方について

今までは【13歳未満】は2回接種としていましたが、WHOや欧米では、2回接種の対象は【9歳未満】となっており、【9歳以上】の方が1回接種であっても、効果は変わらないとの報告もあります。

当院では、10月中は、【9歳未満】のお子さんと【65歳以上】の方を接種対象者として接種を開始していく予定とします。
(ワクチンの入荷数に応じて、【9歳以上】の方の2回接種も検討していきます)

 

1人でも多くの方に接種して頂けるよう、考えてまいります。

不明な点がございましたら、お気軽にご相談ください。

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板垣医院副院長 板垣亮平

外科医として板橋中央総合病院、小児科医として東京北医療センターに勤務後、板垣医院に着任。
現在は、当院副院長、東京北医療センター小児科(非常勤)、すこやかこどもクリニック浮間(非常勤)にて、赤ちゃんからご高齢の方まで、患者さんのニーズにあった診療・検査・治療を大切に日々尽力している。

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