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コロナウイルス問題、いつまで続くか

皆さん、こんにちは。

新型コロナウイルス(COVID-19)の問題ですが、お子さんたちの学校が休みになったり、保育園からは普段は呼ばれないようなら体温でも呼び出しがあったり、出勤の制限をかけられたり、非常に悩ましいことが多く続きますね。

当院でも、外来に来られる患者さんが心配をされたり、レントゲン検査をしたりは実施していますが幸い重症な患者さんはまだ認めていません。当院としてはまずは自分達の健康管理が非常に大切だと思いますが、他にも手洗い・手指消毒、クリニック内の換気・消毒、または患者さん個々の個室での対応等で対策を行っています。

コロナウイルスですが、もともとは主には急性上気道炎(風邪)の原因となるヒトコロナイウルス、2003年に中国で主に流行したSARSの原因となるSARSコロナウイルス等が知られていました。今回の新型コロナウイルス(COVID-19)は2019年12月から中国湖北省武漢市を中心に発生しました。日本人では、1例目の患者さんが2020年1月15日に診断を受けてからは瞬く間に全国で発生が認めれていますね。

メディア等でも何度も取り上げられていますが、マスク着用は基本的にはその方自身に咳や鼻汁などの症状がない限りは絶対的な着用の必要はないと考えます。他者との明らかな接触がない屋外では、予防的にはあまり意味をなさないためマスクなどの資源が足りなくならないように、必要な場面のメリハリをつけ冷静な対応が必要だと考えます。

また、コロナウイルスの特徴としてエンベロープという膜をもった構造をしていますが、このエンベロープはアルコール消毒で破壊されるためこまめな手指消毒をすることで手などからの接触感染を防ぐことができます。手洗い、もしくはアルコール消毒も引き続き重要な対策となります。

あとは皆さんにどれくらい怖い病気ですか?と聞かれることがありますが、お子さんでは心臓や肺などにもともとの病気がない限り重症化したという報告はほとんどみられません。大人に比べるともともとの病気をもっていること自体が少ないので、私は皆さんに子供がかかった場合はほぼ“風邪です”と伝えています。なので、症状に応じた投薬も必要ですが、十分な睡眠、水分・栄養の偏りがないような食事摂取が大切だと考えます。インフルエンザと違うことは、ワクチンや抗ウイルス薬としての明らかな薬がないため決まった対抗策がないという部分はあります。メディアで“インフルエンザの◯倍の致死率がある”などの発表も見受けられますが、全年齢層に当てはまるものではないため過剰に怖がらずに対応をして頂きたいと思います。

医療従事者として今できることは、正しい情報・知識を提供することです。

知らないことは“怖い思い”に繋がると思います。また、聞きたいことがあれば遠慮なくおっしゃって下さい。

(3月30日追記分、都内での感染者数の急激な増大や、志村けんさんが亡くなられたことなど全国的に感染が広がっています。高齢者に限らず、若い方、お子さんも無症候で感染している方々が感染拡大を招く恐れもあるため、感染の広がりが落ち着くまでは必要ない外出などは極力控えましょう。一人一人ができることを“自分のために”ではなく、“誰かのために”も今こそ皆で守っていく必要があります。)

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