診療案内

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小児予防接種

小児予防接種

予防接種には「定期接種」と「任意接種」の2種類があります。
「定期接種」とは、国が「一定の年齢になったら、受けるように務めなければいけない」とし、感染力が強く、予防の必要性が高いものです。 決められた期間内なら、基本的に無料で受けられますが、有料のものもあります。 万が一、重い副反応が出てしまった場合も、予防接種と副反応の因果関係が認められれば国から保障が受けられます。
「任意接種」は、希望者が個別に病院へ行って受けるもの。基本的には費用は自己負担になりますが、自治体によっては助成金が出るところもあります。 任意とはいえ赤ちゃんがその病気にかかって重症になるリスクを考えると、あらかじめ受けておいた方が安心です。

ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日 ワクチンデビューは、生後2か月の誕生日

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ワクチンの種類

ワクチンの種類

定期予防接種

  • ヒブ
  • 小児用肺炎球菌
  • 四種混合
  • BCG
  • MR(麻しん風しん混合)
  • 水痘(水ぼうそう)
  • 日本脳炎
  • B型肝炎ワクチン

B型肝炎ワクチンは2016年10月1日より定期接種に変更となりました。尚、2016年3月31日以前に出生したお子様は定期接種の対象外となり、従来通り任意接種となります。

任意予防接種(自費診療)

  • B型肝炎ワクチン : 3,000円(
  • インフルエンザ予防接種(13歳以上) : 3,000円
  • インフルエンザ予防接種(12歳以下) : 1回2,500円(2回接種必要)
  • おたふく風邪ワクチン : 5,000円
  • ロタウイルス(ロタリックス®) : 1回11,000円(2回接種必要)

(初回接種は生後14週6日までの開始が推奨)

B型肝炎ワクチンは2016年10月1日より定期接種に変更となりました。尚、2016年3月31日以前に出生したお子様は定期接種の対象外となり、従来通り任意接種となります。

1歳までの予防接種スケジュール

1歳までの予防接種スケジュール

当院では風邪やインフルエンザなど、感染症にかかっている患者さんとの接触を避けるため、基本的に予防接種の時間は14時~15時の間に予約制で受け付けています。尚、保護者の方の都合などで時間の調整が難しい場合は一般診療の時間内でも受け付けています。

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ヒブワクチン(Hibワクチン、インフルエンザ菌b型ワクチン)

ヒブワクチン(Hibワクチン、インフルエンザ菌b型ワクチン)

ヒブワクチンは小児の細菌性髄膜炎の予防を主目的として作られたワクチンです。
ヒブ(インフルエンザ菌b型・Hib)は細菌で、冬に流行るインフルエンザウイルスとは全く異なります。混同しないようにしましょう。
ヒブワクチンは新型インフルエンザワクチンや冬に流行るインフルエンザワクチンではありません。 ヒブワクチンは世界120カ国以上で定期接種として公費による接種がされていますが、日本では現在、任意接種となります。 他のすべてのワクチンと同時接種が可能なので、ヒブワクチンとDTPワクチンなどが同時に接種されています。 またヒブワクチンは予防接種を開始する年齢によって接種回数が異なるのが特徴です。


ワクチンの種類

不活化ワクチン

インフルエンザ菌b型の抗原に、免疫がつきやすくなるように作られたワクチンです。

予防する病気

ヒブ髄膜炎(インフルエンザ菌b型・Hibによる細菌性髄膜炎)

ヒブ髄膜炎は脳や脊髄を包んでいる髄膜に細菌が感染して起こる病気です。 細菌性髄膜炎は発症すると約5%の乳幼児は治療を受けても死亡し、助かっても知能障害などの発育障害や聴力障害などの重い後遺症が残ることがあります。
特に、ヒブ(インフルエンザ菌b型・Hib)による細菌性髄膜炎は、他の菌による細菌性髄膜炎に比べて重い後遺症を残します。 近年は、抗生物質が効かない耐性菌も増加しており、発症後の治療は困難となっています。
また、ヒブ(インフルエンザ菌b型・Hib)は小児期に発症する細菌性髄膜炎の原因菌として常に半数以上を占めています。

対象となる年齢

【2ヶ月~7ヶ月未満】・・初回3回+追加1回

【7ヶ月~1歳未満】・・初回2回+追加1回

【1歳~5歳未満】・・1回のみ

回数および間隔

ヒブワクチンは予防接種を開始する年齢によって接種回数が異なります。


  • ヒブワクチン予防接種の開始年齢 【2ヶ月~7ヶ月未満】

計4回

初回接種…3回 27~56日間隔で3回接種

追加接種…1回 初回終了後の1年後

(Hib・ヒブはDPTとの同時スケジュールで接種が可能)

  • ヒブワクチン予防接種の開始年齢 【7ヶ月~1歳未満】

計3回

初回接種…2回 27~56日間隔で2回接種

追加接種…1回 初回終了後の1年後

(Hib・ヒブはDPTとの同時スケジュールで接種が可能)

  • ヒブワクチン予防接種の開始年齢 【1歳~5歳未満】

1回

1回接種

副反応・副作用

ヒブワクチン(Hibワクチン、インフルエンザ菌b型ワクチン)の副反応は、接種部位が赤くなったり、腫れたり、しこりが見られます。また発熱の症状が出る場合もあります。
極まれに、特異体質の方はショックなどの重い副作用が予想されます。

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小児用肺炎球菌ワクチン (PCV7)/7価肺炎球菌ワクチン

小児用肺炎球菌ワクチン (PCV7)/7価肺炎球菌ワクチン

乳幼児の肺炎球菌による細菌性髄膜炎を予防するために作られました。

乳幼児の細菌性髄膜炎の原因となる細菌はHib (ヒブ)が最も多いですが、その次に多い原因菌が肺炎球菌となります。

細菌性髄膜炎は、死亡率が高く、また、低月齢ほど神経まひや知能障害などの重い後遺症が残る病気です。

小児用肺炎球菌ワクチンは予防接種として現在、世界80カ国以上で使用され、定期接種に指定されいる国もあります。

日本では残念ながら今まで小児用肺炎球菌ワクチンは承認されていませんでした。

しかし2009年に小児用肺炎球菌ワクチンが日本でも厚生労働省に承認されました。

現在では小児用肺炎球菌ワクチン(商品名:プレベナー)の任意接種ができるようになりました。


予防する病気

肺炎球菌による感染症(細菌性髄膜炎、重症肺炎、菌血症など)

肺炎球菌は感染者のせきやくしゃみなどから感染します。
発熱、頭痛、悪寒、嘔吐、下痢などの症状がみられますが、普通の風邪や胃腸炎と区別がつきにくく、初期の段階で髄膜炎と診断することが難しい病気です。 肺炎球菌による細菌性髄膜炎は進行が早いので発見や治療が遅れると、重い後遺症が残ったり、死亡してしまう可能性があります。
したがって細菌性髄膜炎は、早期発見と早期治療が大切となってきます。しかし、多くの肺炎球菌は抗生物質が効きにくい耐性菌であることに加え、 病気の進行が早いため、現状では治療が難しいとされています。

対象となる年齢

生後2カ月以上9歳以下
接種を開始する年齢によって回数が異なります。

回数および間隔
  • 【2ヶ月~7ヶ月未満】

計4回

初回接種…3回 27日以上の間隔をあけて3回接種

追加接種…1回 3回目接種から60日以上の間隔をあけて
        生後12ヶ月~15ヶ月のときに1回接種

ヒブワクチン(Hib)や3種混合ワクチン(DPT)との同時接種が可能です。

  • 【7ヶ月~1歳未満】

計3回

初回接種…2回 27日以上の間隔をあけて2回接種

追加接種…1回 2回目接種から60日以上の間隔をあけて
        生後12ヶ月のときに1回接種

  • 【1歳~2歳未満】

2回
60日以上の間隔をあけて2回接種

  • 【2歳~9歳以下】

1回接種のみ

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4種混合ワクチン

4種混合ワクチン

DPTワクチン(ジフテリア、百日ぜき、破傷風の3種混合)に不活化ポリオワクチンを混合したワクチンです。2012年11月から定期接種になりました。


ワクチンの種類

不活化ワクチン

ジフテリア、破傷風に対するワクチン成分はトキソイド(毒素を無毒化したもの)で、百日ぜきは、百日ぜき菌の抗原を加えた不活化ワクチンです。

予防する病気

ジフテリア

ジフテリア菌の毒素によって起こる感染症。 保菌者のせきなどによって飛沫感染します。症状は高熱、のどの痛み、せきや嘔吐などで、呼吸困難になり窒息死することもあります。 またジフテリア菌の出す毒素によって心筋炎や神経麻痺を起こすことがあります。

百日ぜき

百日ぜき菌による呼吸器の感染症です。
この病気は、母親から免疫を受け継ぎにくいので、生まれたばかりの赤ちゃんでもかかります。乳幼児はせきで呼吸ができなくなり、呼吸困難やけいれんが起きることがあります。
特に、生後6カ月以下の赤ちゃんが感染すると、症状が重くなり、肺炎などの合併症を起こすと命にかかわることがある病気です。

破傷風

破傷風は土の中にいる破傷風菌が傷口から人の体内に入ることによって感染します。 破傷風菌が出す毒素によってけいれんなどの神経症状が出て死亡することもあります。 本人も気づかないほどの小さな傷が原因でも感染します。破傷風菌は土の中にもいるので、いつでも感染してしまう可能性があります。

ポリオ

手足、特に足が麻痺する病気。ポリオに対するワクチンは不活化ワクチンでウイルスを無毒化したワクチンになります

対象となる年齢

第1期…3ヶ月~7歳6ヶ月(90ヶ月)未満
第2期…11歳~13歳未満

推奨接種時期

第1期初回接種…3ヶ月~1歳
第2期…11歳

回数および間隔
  • 第1期初回接種

計3回
20~56日間隔で3回接種

  • 第1期追加接種

1回
第1期初回終了後の1年~1年半の間

  • 第2期

1回
DT(ジフテリア、破傷風の2種混合)の接種

副反応・副作用

接種後に注射のあとが「腫れる」「しこりになる」「赤くなる」などがあります。
赤みが軽い場合は3~4日で消えて、しこりはだんだん小さくなりますが数ヶ月残ることもあります。
上腕全体など広範囲に腫れたり、熱をもったりしたときや、接種後24時間以内に発熱した場合は医者に相談しましょう。

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BCG

BCG

BCGの予防接種をすると10日目頃から針痕の部分に赤いポツポツができます。一部に小さいうみができることがあります。 この反応は4週間目頃に最も強くなり、その後、かさぶたができて3ヶ月後までには治ります。
これはBCGの予防接種により接種により抵抗力をつけるための反応で異常な反応ではないの心配はいりません。 その間は、包帯をしたり、絆創膏をはったりしないで清潔に保ちながら自然に治るのを待ちましょう。
接種直後から2~3日後くらいに、赤いポツポツができはじめた場合やBCG予防接種後3ヶ月を過ぎても痕がじくじくしているような場合、 膿がひどいとき、リンパ節の腫れが大きい場合などは診察をお願いします。


ワクチンの種類

生ワクチン

BCGワクチンは牛型結核菌を弱毒化してつくられます。

予防する病気

結核(結核性髄膜炎・肺結核)

結核菌の感染で起こる病気です。結核に対する抵抗力は母親からから受け継ぐことができないため、生まれたばかりの赤ちゃんも結核にかかる心配があります。 乳幼児は結核に対する抵抗力が弱いため、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。

対象となる年齢

生後6ヶ月未満

推奨接種時期

生後3ヶ月以上6ヶ月未満

回数および間隔

接種回数…1回
次に違う種類の予防接種を受けるには接種した翌日から数えて27日以上間隔をあけます。

副反応・副作用

コッホ現象

接種後10日以内に発赤・腫脹・化膿などをおこし、2~4週間でかさぶたになる反応です。 コッホ現象はすでに結核に感染している子供がBCGを接種した時にも見られますので早急にご来院下さい。
BCGの予防接種をした方の腕の、わきの下のリンパ節や首筋のリンパ節が腫れることがありますが、そのまま様子をみます。 通常は1年くらいで小さくなってゆきますので心配ありません。
ただし大きく腫れたり、化膿して膿が出てくるような場合は診察を受けてください。

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MRワクチン(麻疹、風疹の混合ワクチン)

MRワクチン(麻疹、風疹の混合ワクチン)

ワクチンの種類

生ワクチン

麻疹ウイルス(はしか)及び風疹ウイルスを弱毒化してつくります。

予防する病気

麻疹(はしか)

麻疹(はしか)は非常に伝染力の強いウイルス感染症で、一生に一度はかかるといわれてる病気です。
かぜのような症状で始まり、せき、くしゃみ、鼻水、頭痛、目やに、結膜の充血などがみられ、38℃前後の熱が出てきます。 気管支炎、肺炎や脳炎、中耳炎なども起こしやすく、乳幼児は比較的重症になりやすい病気で、日本では年間50人から70人の子供が亡くなっています。

風疹

風疹ウイルスの感染で起こる病気で「三日はしか」ともよばれています。
軽いかぜの症状で始まリ、発熱、発疹、目の充血など、はしかに似た症状が出ます。また、風疹に感染してもまったく症状が出ずに気づかないこともあります。 妊婦が妊娠初期風疹にかかると、先天性風疹症候群いう病気になり、赤ちゃんにさまざまな奇形や障害などの影響をもたらすので注意が必要です。

対象となる年齢

第1期 1歳~2歳未満

第2期 小学校入学前の1年間

    (5歳~7歳未満で小学校入学1年前の4月1日から入学の年の3月31日まで)

第3期 中学1年生の年齢に相当する1年間(4月1日~3月31日まで)(※1)

第4期 高校3年生の年齢に相当する1年間(4月1日~3月31日まで)(※1)

(※1)MRワクチンの第3期と第4期は2013年3月31日までの適用となります。

推奨接種時期

第1期 1歳になったらできるだけ早く接種

第2期 小学校入学前の1年間

第3期 中学1年生の年齢に相当する1年間(4月1日~3月31日まで)

第4期 高校3年生の年齢に相当する1年間(4月1日~3月31日まで)

回数および間隔

各期1回接種

別の種類の予防接種を受ける日まで接種した翌日から数えて27日以上間隔をあけます。

副反応・副作用

発熱や発疹の症状が接種後4日~14日ごろに出る場合があります。また、接種後から数日中に過敏症状とみられる発熱、発疹、 かゆみなどがでることがありますが、1~3日で治ります。
ごくまれにけいれんや脳炎が起こることも報告されています。ひどい咳や嘔吐、けいれん、荒い呼吸、 意識がはっきりしないなどの症状が出た場合はすぐ診察を受けてください。

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日本脳炎ワクチン

日本脳炎ワクチン

平成22年4月1日付で厚生労働省から、第1期接種対象者について、「積極的な勧奨を再開」するようにとの通知が出されました。 第1期の3歳~7歳6か月未満のお子さんは、速やかに接種を受けましょう。
予防接種実施規則の改正により、新しいワクチン(乾燥細胞培養日本脳炎ワクチン)が日本脳炎の定期予防接種の第1期で使用できることになりました。
このワクチンは、現在のところ第2期には使用できません。接種に当たっては、かかりつけ医とご相談ください。 従来のワクチンは、平成22年3月で使用できなくなり、それ以降は第2期の接種が当面できなくなりました。

第1期の追加接種が7歳6ヶ月を過ぎてしまう場合

平成17年に積極的勧奨が差し控えられたことにより、接種を受けないまま、接種期間を過ぎてしまった場合、 十分なワクチンの量が確保できないため定期予防接種として接種することができません。 現在、未接種者に対する経過措置等が検討されています。

第2期について

現在、定期の予防接種として接種することができません。第2期に新しいワクチンを使用することについて、 安全性、有効性の面から検討をおこなっているところです。

ワクチンの種類

不活化ワクチン

新しい日本脳炎ワクチン(ジェービックV)は、サルの腎臓からの培養細胞で日本脳炎ウイルスを増殖させたものを取り出し、 ウイルスを不活化した後、さらにワクチンを凍結乾燥させています。
このような工程を経て製造されているので、新ワクチンは乾燥細胞培養日本脳炎ワクチンと呼ばれます。
一方、旧日本脳炎ワクチンは平成22年3月で日本での販売が全て中止されました。

予防する病気

日本脳炎

日本脳炎は日本脳炎ウイルスによる感染症で、日本脳炎ウイルスをもつブタを刺したコガタアカイエカという蚊によって人にうつります。 日本脳炎ウイルスは人から人へは感染しません。
日本国内では日本脳炎の患者はほとんどみられませんが、東南アジア・南アジア一帯やオーストラリアなどでは患者が出ています。 この地域に行くときは接種をすませておくとよいでしょう。
日本脳炎を発症すると高熱、頭痛、嘔吐、意識障害、けいれんなどの症状がでる急性脳炎になります。 脳炎になった場合の死亡率は15%と高く、特に子どもや老人では死亡の危険性が大きくまります。 また命が助かっても、約半数は脳に重い障害が残ることが多い病気です。

対象となる年齢

第1期 生後6ヶ月~7歳6ヶ月未満

第2期 9歳~13際未満

(現在、第2期の定期接種はおこなっていません)

推奨接種時期

第1期 初回 2回 3歳以上が望ましい

第1期 追加 1回 4歳

第2期 1回     9歳

(現在、第2期の定期接種はおこなっていません)

回数および間隔

第1期 初回 2回 6~28日までの間隔で接種

第1期 追加 1回 1期初回終了後からおおむね1年後

第2期 1回

(現在、第2期の定期接種はおこなっていません)

副反応・副作用

発熱や接種部位が赤くなったり腫れたりすることが接種3日後までにみられることがあります。
極めてまれにADEM(急性散在性脳脊髄炎)が発生します。高熱や呼吸困難などの症状があらわれたら診察をお勧めします。

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